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バルトン氏銅像復元除幕式映像(台北会場)の公開について

月日が経つのは本当に早いものですね。去年(2021)3月30日に台北市自来水博物館で行われたスコットランド人ウィリアム・K・バルトン(William K. Burton)氏銅像復元除幕式から、今日でちょうど丸一年が経ちました。
今日は「台湾の水道水の父」のバルトン氏の功績を偲ぶとともに、去年撮影した台北会場の日本語版、中文繫体字版の映像が完成しましたので、ここに公開いたします。

式典はコロナの関係で台北会場と東京会場とをリモートで結ぶ同時開催方式で行われました。台北会場では柯文哲氏(台北市長)、泉裕泰氏(日本台湾交流協会台北事務所代表)、ジョン・デニス氏(英国駐台代表)ら関係者が多数ご出席されました。

東京会場では、会長の私とわずかなスタッフの他、謝長廷氏(駐日代表)や稲場紀久雄氏(日本下水文化研究会代表)、そしてバルトン氏の玄孫ケヴィン・メッツ氏(Keven Kmetz)もご参加され、小池百合子氏(東京都知事)の祝辞(代読)や古屋圭司氏(日華懇会長)などからの祝電も紹介されました。水不足の現在、出席者は「飲水思源」しつつ、バルトン氏の功績を偲びました。また、本会は稲場紀久雄博士と共にバルトン氏の銅像の除幕式に尽力し、立ち会えたことを非常に嬉しく思います。

私個人的にはバルトン氏を台湾に招いた後藤新平の以下の言葉を座右の銘としています。
「金を残して死ぬのは下、事業を残して死ぬのは中、人を残して死ぬのは上」

今後も日台関係のさらなる発展のため、バルトン氏のみならず今なお台湾のインフラ整備に貢献されている方々の事業を歴史の記録として映像制作する等、微力を尽くして参りたいと思います。
ひき続きご協力、ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
また、式典映像を楽しんでいただけると幸いです。


2022年3月30日
一般社団法人 台湾友の会 
会長 黒須隆一

2021年3月30日に復元された「ウィリアム・K・バルトン(William K. Burton)」氏の銅像

▲ウィリアム・K・バルトン(William K. Burton)氏 銅像(台北水道博物館蔵)

▲ バルトン氏銅像復元除幕式映像【日本語字幕版】

▲ バルトン氏銅像復元除幕式映像【中文版】